3. 傷だらけのあなたへ 2007/07/25
◆本音を出していいんだ!
草壁先生から、アフリカンアメリカンの子どもたちに初めて五行歌を紹介したときに、子どもたちが歌を作って評価されたら、人の話を聞けるように変化したと聞いた。
何もかもめちゃくちゃにしてやる、みたいな怒りを表した歌を書いた男の子がいたという。 自分の生の声に耳を傾けてくれる人がいる! こんなにうれしいことはない。 ああ、小さな語尾の違いがなんだろう。 わたしは魂が開放されるのをみたいのだ。 小さなところで抑圧されて、あちこちぶつかって傷だらけな魂が、ウタとなって解放されるのをみたい。 ◆傷だらけのあなたへもしあなたが、初めて五行歌を書こうとしたとき、「うまくかこう」とか「ほめられよう」というところから入らないでほしい。とりあえず、そういう気持ちは捨てよう。 突き破れ! へたを恐れるな! すべてのことは 自由を手に入れろ! そういう人のウタを もちろん、自分に合わない表現だと思ったら、無理にウタを書く必要はない。 |
2007.07.25